大连大学附属中山医院

大連大学付属中山病院ポスドク科学研究工作ステーション

大連大学付属中山病院は1907年に創設され、2005年に正式に大連大学に帰属し、大連大学付属中山病院と名を改め、予防・医療・教学・科学研究・リハビリを一体化した総合的な大学付属病院です。1992年に遼寧省初の国家三級一等病院に昇格しました。

時間の形跡を追いかけ、歴史の重さに触れて、大連大学付属中山病院は激しい世の移り変わりの中で115年の歴史を辿ってきました。本院は科学技術をもって自身を振興させることを原動力とし、人材の導入と育成を重要視し、「人間本位主義」という管理理念を堅持し、得意とする情報技術を生かし、国内外の提携と交流を積極的に推進しています。2021年、本院は大連市における唯一の中日医療合作示範病院という称号を認可されました。本院には、国家重点専門部門二つ(骨科と司法鑑定科)、県レベル臨床重点専門部門八つ(骨科・腫瘍放射線治療科・急診医学科・リハビリテーション科・肝胆膵外科・介護・介入治療科及び検証医学センター)、大連市一級医学重点専門部門十(骨科・腫瘍科・急診医学科・リハビリテーション科・肝胆膵外科・血管外科・口腔科・呼吸科・心血管内科・介護)などの部門が設置されています。2021年、本院の骨科と腫瘍科は大連市医学重点専門部門「頂上登り計画」の高峰項目に、肝胆膵外科は高原項目に、乳腺外科は高地項目に、各一項目に認可されました。なお、本院には、国家骨科とスポーツリハビリテーション臨床研究センター骨壊死特色サブセンター、および大連市骨科疾病臨床医学研究センターが設置されています。

本院は実験室及び科学研究プラットフォームの建設に一層の強化に力を入れ、骨科移植材料開発国家地方連合工程実験室を持っており、骨関節病細胞生物工程実験室、乳腺・消化腫瘍分子標識物ハイフラックス選別及び標的薬転化重点実験室などの遼寧省重点実験室を三つ有し、放射性粒子近距離治療技術イノベーションセンター、組織修復及び細胞治療工程研究センター、腫瘍生物治療とDNA検査実験室、生物及び骨移植材料工程実験室、脳機能と脳疾病機能磁気共鳴実験室などの大連市重点実験室・工程センターを五つ所有し、大連市骨科疾病臨床医学研究センター、県レベルバリア環境実験動物センターなど、多種多様な実験室や各種センターが整備されています。このほかにも、科学研究用専門実験室二千余り㎡を有し、科学研究プラットフォームとしては、共焦点レーザー顕微鏡・体細胞ステーション・走査電子顕微鏡・フローサイトメトリー・ハイフラックスDNAシーケンサー・蛍光定量PCR装置・高速液体クロマトグラフィー・多機能イメージングシステム・小動物CT・硬組織切片システム・ゲル撮影システム・金属3Dプリンター・CVD装置などの機器設備がたくさん装備されており、科学研究の需要に十分満たしています。

2015年9月、大連大学付属中山病院ポスドク科学研究工作ステーションは正式に設置されました。ステーションは強く人材による病院強化という戦略をめぐり、各分野においての優秀な人材チームの建設と有機的連合を堅持し、優秀な人材育成における新たな道を切り開きました。また、国内外にある一流大学及び流動ステーションとの連携強化により、本院はポスドク研究員を育てると同時に、計画的かつ目標をもって国内外にいる優秀な博士を、科学研究と技術突破に専念するよう、本院にある重要分野や重点学科に引き付けて、結果的に、実践において病院の成長ひいては社会の発展に貢献できる一連の優秀な専門技術者及び学科や学術先導者を育成することに成功しました。ポスドク科学研究工作ステーションはすでにポスドク協力メンター20名余りを採用し、腫瘍学・骨外科学・外科学・内科学・急診医学・麻酔学・中医薬学・映像学・検査診断学及び交差学科等の学科方向を設置しており、相次いで中国科学院大連化学物理研究所・中国科学院金属研究所・吉林大学・同済大学・大連理工大学・東北大学・延辺大学・大連交通大学・大連医科大学・瀋陽薬科大学等の10校のステーションと友好的に連合してポスドク体制を築いてきました。今まで、多国籍のポスドク3名を含めたポスドクは合計69名、そのうち移動したのは22名、退職したのは2名、在籍しているのは45名です。ステーションは科学研究において突出した成果を収めており、ポスドク基金項目が14項、そのうち全研究員並びに基金委員会に向けての項目は12項、重点資金援助項目は2項を獲得しました。2020年国家がポスドクの仕事に対する総合評価の中で、優秀等級(全県のポスドク科学研究工作ステーション65箇所の中で優秀等級7箇所)を獲得しました。この評価結果は中央政府から本院のポスドク科学研究工作ステーションが行ったプラットフォーム建設・採用管理・仕事のサービス水準及び収めた科学研究成果に対する総合的評価と全面的肯定であり、ポスドク仕事の科学的発展を推進し、より多くの国際的競争力を持つ若手科学技術人材予備軍を育成するための激励と促進の働きに役立ってくれました。

ポスドクステーションからの報酬は以下のようになります。

1.給与:本ステーションは国家・遼寧省及び大連市の規定により、ポスドク研究員に望ましい科学研究環境と手厚い給与を提供し、課題の産出に応じて実績奨励を与えます。専業ポスドクは年収最低45万人民元(地方補助を含め)がもらえます。

また、優秀な博士(グローバルランキング前200名の国内・国外の大学を卒業した全日制博士)がステーションに入ってポスドクになった方に、県財政から一人につき20万人民元の奨励が与えられます。そして、優秀なポスドク(グローバルランキング前200名の国内・国外の大学を卒業した優秀な博士が遼寧にきてポスドクになった方)は、ステーションを出て遼寧に残り仕事に就いた場合、県財政から一人につき30万人民元の奨励が与えられます。

2.住宅:本ステーションは専業ポスドクにポスドクアパートあるいは住宅手当(3000元/月)が与えられます。

3.科学研究奨励制度:専業ポスドクがステーションに在籍している間、課題申請・論文発表及び成果申請においては、従業員と同等の科学研究奨励待遇が与えられます。

4.留院:ポスドク研究員のうち、ステーションを出るときに行われる審査が優秀だと判定された方は、本院に残り仕事に就く優先権が与えられます。

ポスドク工作ステーションの学科方向及び協力メンター:

腫瘍学:王若雨

骨外科学:趙徳偉、于暁兵

外科学:尹家俊、張殿龍、孫衛平、呉非、劉文志、趙志龍

内科学:高弼虎、方美雲、張樹龍、于勤、朴翔宇

急診医学:路暁光

麻酔学:姜万維

医学映像学:伍建林、張清

検査診断学:盧発強

交差学科:朴豊源、于煒婷

申込方法

申し込みたい方は、履歴書をこちらの学科人材建設部のアドレスに送ってください。メールタイトルは:名前-ポスドク-学科-メンター、という形でお願いします。

詳しくは大連大学付属中山病院公式サイトに登録または電話でお問い合わせください。

場所:遼寧省大連市中山区解放街6号

電話:(086)0411-62893613

メール:zsyyrcb@163.com